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『アート・素材・修復』 アート作品を持つ、買う人への身近な講座シリーズ始まる!(全5回)

Description

佐賀町プロジェクトでは、この秋より連続講座、コンサバター(絵画修復士)田口かおりさんの『アート・素材・修復』を開催いたします。
イタリアで学んだ絵画修復士としての確かな基礎と知識と技術に加え、今を生きる現代美術にまで調査研究を膨らませている田口かおりさん。近年では「臭気」についての国際シンポジウムを企画し、興味深い議論を展開しました。本講座は、田口さんの修復の実践の中から、多様化する素材、重視されるコンセプト、また一過性作品の再制作のオリジナリティなどと、現代美術作品への新しい視点を探り、保存修復の根源的な問いかけをする最前線の講座となります。
美術作品を創り出す人にも、それを残したい人にも、広く美術を愛する人達に開かれた講座です。多くの方のご参加をお待ちしています。


【講座内容】(全5回、15:00〜16:30) 
第1回 2017年11月11日(土)保存修復とはなにか:「時間 tempo」と「イメージ imagine」
             ※11月11日の講座は終了いたしました。
第2回 2017年12月 2日(土)現代美術の保存修復:不安定な永続性と記憶の保存
             ※12月2日の講座は定員に達したため、募集を終了しました。
第3回 2018年 1月13日(土)暴力をめぐる諸問題 :切り裂かれた絵、叩き壊された彫刻
          ※2018年1月13日の講座は定員に達したため、募集を終了しました。
第4回 2018年 2月10日(土) 美術作品と「臭気」:私たちは「におい」をいかに保存・展示するのか
          ※2018年2月10日の講座は定員に達したため、募集を終了しました。
第5回 2018年 3月10日(土)「最小限の介入」と「予防的修復」:コレクションを守るためにできること
          ※2018年3月10日の講座は定員に達したため、募集を終了しました。


◎講師 :田口かおり
◎定員 :15
◎受講料:1回3,500円(資料代込み)
◎持ち物:筆記用具。
◎会場 :佐賀町プロジェクト(3331 Arts Chiyoda 306室)
     東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 306
     東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1
◎お問合せ:info@sagacho.jp



【講座について】 田口かおり
保存修復に携るものとして、私は日々、さまざまな作品に出会い、触れ、調査を行っています。そこで考えるは、ほかでもない「芸術作品のライフ」、つまり、作品の「生」のことです。

 保存修復は、美術作品を延命するための技として、古くは古代ギリシア時代から行われてきました。それだけ古い歴史をもつ保存修復ではありますが、実際のところ、作品の「生」のために本当に保存修復というものが必要なのか、また、その方法論がいかなるものであるべきか、本格的な検討がはじまったのは近代になってからのことです。
 現代において、美術作品の保存修復は、よりいっそう複雑なものとなりつつあります。多様な素材からなり、様々な展示形態をとる現代美術は、ときに「死」という選択肢すら見据えながら、生成と消滅の記憶を紡ぎます。
 あらゆる美術作品にとって、そして私たちにとって、保存修復とは一体何を意味する行為なのか。本講座では、この大きなテーマについて、さまざまな事例を手がかりに考えていきます。講座を重ねるなかで、そもそも作品の「生」とは一体何なのか、作品は何をもって生き、何によって生かされているのか、という、より根源的な問いをめぐる思索へと、導かれていくことになるでしょう。

 

【講師紹介】

田口かおり(たぐちかおり)
1981年東京都生まれ。フィレンツェ国際芸術大学(Universita' Internazionale dell'Arte Firenze)絵画修復科修了後、修復工房Studio Venerosiにて絵画修復士として勤務。 2013年、京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は保存修復理論、保存修復史。 現在、東海大学創造科学技術研究機構特任講師。 近著に『保存修復の技法と思想――古典芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』(第七回表象文化論学会賞) 2015年からは、現代美術の保存修復を研究主題とし、国内外での調査に関わる他国際シンポジウムなどにも積極的に登壇している。2016年には「現代美術の保存と修復」を主題とする愛知トリエンナーレ企画シンポジウムにパネリストとして参加。 20176月には「『臭気』の現代美術」と題した国際シンポジウムを主催し、現代美術が放つ複合的な「におい」についていかなる 保存・修復・再展示が可能かを、ニューヨーク近代美術館キュレーター・ロジャー・グリフィス氏や、韓国の現代作家イ・ウォノ氏と共に検討した。直近の論文に「保存修復とX線の『暴力性』-キャサリン・ジルジュ《スザンナと長老達》をてがかりに」(『表象』第 11 号、20174月、pp. 234-pp. 253 「井田照一《タントラ》(1963-2006)の技法研究と保存処置」(『東北芸術工科大学紀要』No. 1720173)などがある。

Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#306681 2018-01-10 08:28:45
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Nov 11 - Mar 10, 2018
[ Sat ] - [ Sat ]
3:00 PM - 4:30 PM JST
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Venue
佐賀町プロジェクト
Tickets
全5回 連続申込(特別割引) SOLD OUT ¥15,000
第4回 2018年2月10日(土) 美術作品と「臭気」:私たちは「におい」をいかに保存・展示するのか SOLD OUT ¥3,500
Venue Address
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 306 Japan
Directions
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
Organizer
「アート・素材・修復」 アート作品を持つ、買う人への身近な講座シリーズ始まる!
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